【訪問看護ステーションの見学】確認しておいたほうが良いこと9選

  • 訪問看護ステーションの見学のときは何を確認すれば良い?
  • 絶対に確認したほうが良いことってある?
  • 要チェックポイントを教えてほしい!


訪問看護ステーションの見学で何を確認したら良いかわからず悩んでいませんか?

見学に伺う訪問看護ステーションは、今後あなたが働くことになるかもしれない場所です。

大事なことを確認できていないと、入職したあとに「これも確認すればよかった」「あれも確認すればよかった」と後悔してしまうかもしれません。

当記事では、訪問看護ステーションの見学で確認しておいたほうが良いことを9つ紹介します

結論から言うと、以下を確認すると良いです。

  • 通勤時間
  • 通勤方法
  • 利用者さんの特徴
  • 1日の訪問件数
  • スタッフ数(常勤と非常勤の割合)
  • オンコール
  • 教育体制
  • スタッフの表情や会話
  • 会社の方針や理念


ぜひ最後まで読んで見学に臨んでみてくださいね。

ではさっそく解説します。

訪問看護ステーションの見学で確認しておいたほうが良いこと9選


訪問看護ステーションの見学で確認しておいたほうが良いことは以下の9つです。

  • 通勤時間
  • 通勤方法
  • 利用者さんの特徴
  • 1日の訪問件数
  • スタッフ数(常勤と非常勤の割合)
  • オンコールについて
  • 教育体制
  • スタッフの表情や会話
  • 会社の方針や理念


順番に解説します。

通勤時間

まずは通勤時間です。

各々のライフスタイルや家庭の事情等で無理なく通える通勤時間は異なると思います。

自分にとって無理のない通勤時間であるか確認することは大切です。

オンコール対応(夜間等に臨時訪問すること)をする場合は、訪問エリアから自宅があまりにも遠いとすぐに駆けつけられない懸念もあります。

訪問看護ステーションに向かう際、所要時間はどのくらいかチェックしながら行ってみましょう。

通勤方法

通勤方法も要確認です。

各訪問看護ステーションによって許可されている通勤方法は異なります。

  • 車通勤OK(駐車場あり)
  • 車通勤OKだが駐車場なし(自分で借りる必要がある)
  • 公共交通機関利用のみOK など


あなたの希望に合うか確認してみましょう。

利用者さんの特徴

利用者さんの疾患等の特徴も聞いてみましょう。

  • 自身の経験とのマッチング
  • チャレンジしたい分野とのマッチング


上記が理由です。

一般的に訪問看護を利用する方の疾患や年齢は多岐に渡りますが、各訪問看護ステーションによって特徴がある場合があります。

例えば…

  • がん終末期の方が多い
  • 小児の訪問に力を入れている
  • 精神疾患に特化している
  • 介護保険を利用する高齢者の方が多い


自身の得意や興味関心を活かせる訪問看護ステーションで働けたほうがやりがいに繋がる方もいるでしょう。

逆に経験したことのない分野を学びたい気持ちがある方もいるでしょう。

介護保険を利用する利用者さんは医療保険を利用する利用者さんと比べ病状が安定しており、長期的にゆっくり関わっていく傾向があります。

見学に行った訪問看護ステーションがあなたの希望とマッチングしそうかぜひ尋ねてみましょう。

1日の訪問件数

1日の訪問件数も聞いてみましょう。

訪問看護ステーションにおける1日の訪問件数の平均は4〜6件です

1日の訪問件数が7件を超えるような場合はハードな業務となりがちです。

訪問件数が多いと、スタッフ同士でコミュニケーションを取る時間も少ないことが多いです。

無理なく働いていけそうか確認できると安心です。

看護師の人数(常勤と非常勤の割合)

働いている看護師の人数の確認も重要です。

訪問看護ステーションには管理者と従事者がおり、事業所には最低でも常勤換算2.5人以上の看護職が必要です。

  • ギリギリの人数しかいない
  • 常勤看護師の割合が非常勤看護師に比べ極端に少ない

上記のような訪問看護ステーションでは以下のような懸念が生まれます。

  • 休みが取りづらい可能性
  • 常勤看護師の負担が大きすぎる可能性(オンコール当番等)
  • 人材が定着していない可能性


働きやすい職場か見極める一助となるので、ぜひ確認してみましょう。

納得できる説明が聞けると安心です。

オンコールについて

オンコールについては必ず確認しましょう。

オンコールとは時間外待機のことです。営業時間外に利用者さんからかかってきた電話に対応します。電話相談のみで解決する場合もありますが、必要があれば夜中でも臨時訪問をします。

  • 月のオンコール当番の回数
  • オンコール当番中のフォロー体制
  • 電話相談の頻度
  • 時間外出動頻度
  • オンコール手当


上記のことを確認し、自身の状況や希望と照らし合わせて無理なく働いていけそうかイメージしてみましょう。

教育体制

教育体制の確認も重要です。

教育体制として多いのは、慣れるまで同行訪問を実施し、慣れてきたら徐々にひとりで訪問に行くというスタイルです。

しかし、同行訪問の回数やその後のフォロー内容は各訪問看護ステーションによって異なります。

初めての訪問看護で不安が強いあなたは、その気持ちをしっかり伝えた上で管理者さんの意見を聞いたり、定期的な面談やフィードバックがあるかも確認できると安心です。

スタッフの表情や会話

見学時には、事務所にいるスタッフの表情や会話にも目を向けてみましょう。

  • あいさつをしたときの印象
  • スタッフ同士の会話
  • どんな表情をしているか


スタッフが生き生きと活躍できている職場であれば明るく活気のある雰囲気を感じ取れるはずです。

ぜひ感じ取ってみてください。

会社の方針や理念

会社の方針や理念も確認してみましょう。

やりがいを持って長く働いていくためには、会社の方針や理念に共感できることが大切です。

会社の方針や理念を丁寧に説明してくれる訪問看護ステーションだと信頼を置くことができるでしょう。

ぜひ確認してみてください。

しっかり準備して訪問看護ステーションの見学に臨もう!


各訪問看護ステーションによって、見学の所要時間や内容は異なります。

短時間での見学の場合すべてを確認することは難しいかもしれませんが、事前に確認したいことをまとめておいてできる限り確認できると良いですね。

訪問看護ステーションによっては見学の際に同行訪問ができたり、ランチミーティングに参加できることもあります。

訪看みっけでは、各訪問看護ステーションの見学の際の特色もわかるようになっているので、ぜひいろいろ調べてみてください。

あなたの訪問看護師への道を心から応援しています!

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